精製水の使い道|アロマスプレーで匂いケア・除菌・エチケット
香水や柔軟剤の良い匂いがすると、自然とテンションが上がりませんか?
匂いは感情と直結していることが、さまざまな研究結果でも公表されています。
それを踏まえて、ぜひ知っていただきたいのが精製水を使った手作りのアロマスプレーの使い方です。
香水やアロマオイルを購入しなくても「精製水+無水エタノール+精油」で、簡単に手作りのアロマスプレーを作ることができます。
さらには、手作りアロマスプレーには、消毒効果や精油の様々なリラックス効果なども期待できます。
この記事では、手作りのアロマスプレーの使い方について解説します。
精製水で手作りアロマスプレーの作り方
アロマスプレーは、5分もあれば簡単に手作りすることができます。
基本的な作り方さえ把握しておけば、香りのバリエーションを楽しんだり、用途に合わせて成分を使用したりすることも出来るので、まずは基本の使用方法を紹介します。
精製水で手作りアロマの基本的な作り方
早速ですが、手作りのアロマスプレーの作り方は次の通りです。
精製水+無水エタノール+精油(エッセンシャルオイル)
※精製水
特殊な製法により水道水などの水から不純物を除去した水のこと。
ミネラル成分や残留塩素などの成分が除去されているため、水本来の力を発揮させることができます。
精製水は、インターネットやドラッグストアなどで購入できます。
※無水エタノール
アルコールの一種で、文字通り水分をほとんど含んでいないアルコールです。
消毒用アルコールはアルコール度数が60~80%程度ですが、無水エタノールは99.5%以上です。
単体では、鉄製品の洗浄などに使用されます(水分を含んでいないため、鉄がさびない)。
無水エタノールは、インターネットやドラッグストアなどで購入できます。
※精油(エッセンシャルオイル)
精油は、植物から産出される揮発性の油のことです。
アロマオイルの香りの成分として使用されており、ハーブ系・柑橘系・ウッド系など様々な種類があります。
香りによって、リラックス効果や虫よけ効果などの様々な効果があることも知られています。
精油は、雑貨店やインターネットなどで購入できます。
手作りアロマの作り方や楽しみ方については「精製水で好みのアロマが作れる!?作り方や精製水の選び方も解説」の記事で詳しく紹介しているので、興味のある方はぜひご覧ください。
好みの香りや用途・季節などによって、レシピをアレンジすることで様々な楽しみ方が可能です。
スプレーボトルの選び方
アロマオイルを作ったら、スプレーボトルに入れて使用します。
スプレーボトルは100円均一ショップや雑貨店などで購入できますが、ボトルの選び方には注意が必要です。
特に安い容器は、アルコールや精油への耐性がないため、使用すると容器の成分が溶けてしまうことがあります。
アロマオイルのスプレーオイルは、以下の素材です。
- ガラス製
- プラスチック製(PET<ポリエチレンテレフタラート>・PP<ポリプロピレン>・PE<ポリエチレン>)
これらの成分であれば100円均一で売られているものや安いものでも問題ありませんが、安いものは強度が低い傾向にあります。
また、100円ショップなどでも「アルコール対応」をうたっているものもあるので、できる限り確実に対応しているものを選びましょう。
ウイルス対策にも手作り「精製水+アロマ」は効果的
手作りアロマスプレーには、香りを良くする以外にも様々な効果・メリットが期待できます。
この章では、最近特に注目されている消毒用としての効果と、季節ごとに便利な活用法について解説します。
乾燥肌の方におすすめ|消毒効果!
新型コロナウイルスの脅威により、外出時や外出から帰宅した時にはアルコール除菌が欠かせなくなった方も多いのではないでしょうか?
手洗い・うがいやアルコール除菌をしっかりすれば、体に付着した菌の大半を洗い流せるというので、新型コロナウイルスだけではなく風邪などの予防にも除菌・消毒は不可欠です。
そして、手作りアロマスプレーには、除菌効果を持たせることもできます。
アロマスプレーの成分である無水エタノールに殺菌作用があるためです。
手作りアロマスプレーを使って殺菌をするためには、アルコールの濃度を60~80%ほどに薄める必要があります(アルコール濃度が低すぎると殺菌力が弱まってしまいますし、反対にアルコール濃度が高いと殺菌の効果が出る前に蒸発してしまいます)。
以上を踏まえて、精製水4:無水エタノール1の割合で希釈しましょう。
→精油に殺菌効果が期待できる成分を使用すると、さらに殺菌力を高めることができます。
殺菌効果の期待できる精油:ユーカリ・レモン・ティーツリーなど
また、乾燥肌の方やアルコールの刺激が苦手な方は、アルコールの濃度をやや薄めにすることで、肌への刺激を抑えることができます。
新型コロナウイルス対策により、アルコールの入手が困難になってしまった2020年の例を考えても、家庭で手軽に消毒液が作れるという点は非常に大きなメリットです。
季節に合った効果を持たせることも
消毒効果の他にも、手作りアロマスプレーにはさまざまな効果を期待することができます。
〇春
花粉症対策・・・ティートリー・ラベンダー・ユーカリなど
ほとんどの精油が鼻詰まりの解消に適しています。
〇夏
デオドラントケア・・・ラベンダー・レモングラス・サイプラス・ベルガモット・ローズウッドなど
暑さ対策・・・ペパーミント・レモン・ライム(柑橘系の爽やかな香りを)
寝苦しい夜に・・・オレンジ・ラベンダー
〇秋~冬
冷え対策・・・ベティバー・ベンゾイン・ローズメアリー
肌の乾燥対策・・・サンダルウッド・ローズウッド
アロマスプレーは、基本的には個人の好みで楽しめれば十分ですが、このように効果を実感しながら楽しめばより満足度を高めることができます。
手作り精製水アロマスプレーの使い方
アロマスプレーには、使い方のバリエーションも様々です。
基本的には使い方は部屋の加湿や手足への吹きかけですが、せっかくならアロマスプレーをどんどん使いこなしていきましょう。
アロマスプレーを手作りする場合、精製水も無水エタノールもたっぷりと入っているので、残量を気にせずに贅沢に使用できる点も手作りアロマスプレーの魅力です。
(→精製水はインターネットで購入すれば、容量が5Lもあります。価格は1,381円~。)
※現在は、初回限定・送料込みで5Lが550円(税込み)で購入できます。
参考:精製水.com
使用期限が半年間あるので、焦って使用することもありませんが、せっかくなら積極的にさまざまな方法で使った方が、効果も早く期待できるというモノです。
ルームスプレーとして
スプレータイプのボトルにいれて、シュッと吹きかけることでルームスプレーとして使用できます。
新型コロナウイルス対策として室内で過ごす日々が以前に比べて多くなったという方も、部屋を好みの香りにすることでリラックスすることができます。
アルコールには、室内除菌の効果は期待できないので、あくまで香りを楽しむ用途がメインです。
手の消毒用として
外出時に、手の消毒用として持ち歩くのもおすすめです。
特に、スーパーやコンビニなどお金の受け渡しをする際は、風邪などのウイルスに感染するリスクが高まるポイントでもあります。
好みの香りをプラスすることで、楽しみながら除菌することができます。
エチケットとして
デオドラントスプレーや香水の代わりに、エチケットとしてアロマスプレーを使用するのも人気の使用法です。
エチケットとして使用する際には、爽やかなクセの無い香りを選ぶと良いでしょう。
マスクに吹きかける
新型コロナウイルス対策として、普段からマスクを着用する人が増えています。
そして、そのうちの多くの方が、1枚のマスクを洗って繰り返し使用しています。
きちんと洗って使用すれば、においや汚れなどの不快感は意外と気にならないものですが、せっかくならマスク着用時も好みの香りを楽しみたいものです。
そんな時におすすめしたいのが、アロマスプレーをマスクに吹きかけることです。
抗菌作用のある精油を配合することで、消毒の効果も期待できます。
まとめ
アロマスプレーは、精製水・無水エタノール・精油(エッセンシャルオイル)をブレンドするだけで簡単に作ることができます。
手作りのアロマスプレーは単に香りを楽しめるだけではなく、消毒効果などのメリットもあり、新型コロナウイルス対策としても非常におすすめです。
部屋の香りを快適に保ちつつ、なおかつ除菌もできるということで、ウイルス対策に願ったりかなったりです!
ただ、今の状況にピッタリの効果が期待できる精製水や無水エタノールは、ドラッグストアやインターネットショップなどでやや品薄状態になりつつあります。
特にドラッグストアでは「買い占め」といった行動を取る方が一部見られるといった報道もあります。
そこで、精製水を確実に購入できる販売店「精製水.com」を紹介します。
「精製水.com」は、水のプロフェッショナルであるサンエイ化学が運営するメーカー直営のサイトです。
「精製水.com」の特徴
- 16時までの注文で当日発送
- 業界最安値(高純度精製水5L:1,381円)※現在は、初回のみ送料込みで5L:550円(税抜き)で購入できます。
- 大量注文や定期購入に対応
アロマスプレーを作る際に精製水が必要な方は、ぜひチェックしてください。