【新型コロナ対策】無水エタノール+精製水で手作り消毒液!
「手の消毒液(除菌スプレー)が手に入らなくて困っている方に、テレビでも紹介された簡単な手づくり消毒液の作り方を紹介します」
2020年3月。新型コロナウイルスの脅威は収まる気配もなく
マスクやアルコール除菌スプレーなど、消毒関連の商品はいっこうに手に入らない状態が続いています。
私自身、友人からこんな話を聞きました。
友人は通勤途中にたまたま開店前のドラッグストアに、20人ほどの列が出来ているのを発見しました。
「開店前に列ができているということは、マスクか消毒液が入荷するのではないか?」
そう考えた友人は、会社への通勤途中であるにもかかわらず、列に並ぶことにしました。
このチャンスに消毒液をゲットしたいと思ったからです。
10分程並び、開店まで残り10分となったところで、店からスタッフさんが出てきて言いました。
「今日は、消毒液・マスク・トイレットペーパーの入荷はありませんので、ご了承ください。」
ショックを受けた友人は、思わず前に並んでいた主婦の方に「この行列は皆さん何のために並んでるんですか?」
すると、同じようにショックを受けた主婦さんは答えました。
「私も知らなかったんですけど、みんな並んでるからマスクかアルコールが買えると思って・・・」
マスクや消毒液が店頭にないことを示す象徴的なエピソードだと思いました。
それと同時に
「その前に私に相談をしてくれたら、消毒液の作り方を教えてあげられたのに・・・」
と、後悔しました。
そこで、サンエイ化学の私「栄」が
この記事にて、無水エタノールと精製水を使った、手作り消毒液の作り方について解説します。
- 「子どもがいるのに消毒液がなくて困っている・・・」
- 「イベント・セミナーを開催しなければならないが、来場者用のアルコールが用意できない・・・」
そのような悩みに頭を抱えている方の、救世主的な内容になるかもしれません。
ではさっそく、手作り消毒液の作り方から紹介していきます。
※注意
アルコールや除菌スプレーほどではありませんが、2020年4月現在
無水エタノールについても品薄状態となっています。
ドラッグストア店頭で欠品していたり、ネットショップで割高な料金設定になっていたりすることもありますが、消毒液の入手法の一つの選択肢として、検討していただけたら幸いです。
無水エタノールと精製水を使った手づくり消毒液(除菌スプレー)の作り方
最初に、最も多くの方が気にされているであろう
手作り消毒液(除菌スプレー)の作り方について解説します。
厚生労働省のホームページでも、アルコール消毒を呼び掛けているにもかかわらず
いかんせん、そのアルコール消毒液が手に入らない・・・
※小まめにうがい・手洗いをする、ウイルスのついた手で目や鼻・口などを触ると粘膜・結膜を通して感染することがあります。家族はこまめに石鹸を用いた手洗い、もしくはアルコール消毒をしましょう。
参照:厚生労働省
「新型コロナウイルスの感染が疑われる人がいる場合の、家庭内での注意事項(日本環境感染学会とりまとめ)」(一部抜粋)
作り方はあまりにも単純なのですが
「無水エタノール4:精製水1」の割合で薄めるだけです。
例えば、100㏄の手作り消毒液を作りたいときには、無水エタノール80㏄と精製水20㏄をブレンドするだけです。
このブレンドしたものを、100円ショップなどで販売されているスプレーボトルに入れるだけで完成です。
なお、新型コロナウイルスの脅威が強まれば強まるほど、実際には効果のない商品を
「効果がある」とうたって販売する業者が増えてきているとのニュースも耳にします。
非常に残念で腹立たしい話ですが、もしかするとこの記事を読まれている方の中には
「無水エタノールと精製水を使った消毒液も実際には効果がないのでは?」
と疑問や不安を抱かれている方もいらっしゃるかもしれませんね。
ですが、今回紹介している方法は、テレビニュースでも取り上げられており
様々なところでも実用化されています。
(手作りの消毒液の効果について紹介している事例)
・「手が洗えない場合、エタノール等が60~80%含まれているものにも消毒効果があります」
参照:東京都感染情報センター
・「無水エタノールと精製水を4:1の割合で薄めても消毒に使用可能」
参照:一般社団法人ハイヤー・タクシー協会
・「無水エタノールを消毒に使用する場合は、消毒用エタノールと同様の濃度にして使用」
参照:NPO日本ネイリスト協会
こうした使用実績から「無水エタノール+精製水」の、手作り消毒液の情報の信ぴょう性についても
ご理解いただけたのではないかと思います。
※【2020年4月12日:注意事項】
現在ドラッグストアなどで、精製水が品切れ状態が続き、困っている方がいらっしゃいます。
<品切れの理由>
「無水エタノール」と似た「消毒用エタノール」という商品があります。
こちらの「消毒用エタノール」は、精製水を混ぜる必要がなく、そのまま消毒液として使用するものです。こちらの商品と「無水エタノール」を勘違いされて、精製水を一緒に購入されている状況があるのではないか?というもの。
参照:「精製水どこにも売ってない」難病の子を持つ母親から悲鳴 品薄の理由は間違った「消毒液の作り方」
正しい情報収集と、正しい購入にご協力のほどよろしくお願い致します。
また、精製水の在庫については「精製水.com」では十分な確保があります。
慌てずにお問い合わせ下さい。
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無水エタノールって何?
作り方はあっけないほど簡単だったと思いますが
「そもそも無水エタノールって何?」
といった疑問を抱く方もいらっしゃると思います。
使用時の注意点についても、一緒に紹介するので参考にしてください。
無水エタノールとは?
消毒液として使用されるアルコールには「消毒用エタノール」と「無水エタノール」の二種類があります。
では、普段私たちが「アルコール」と呼んでいる「消毒用エタノール」と「無水エタノール」の何が違うかといえば
アルコールの濃度です。
無水エタノールは、文字通り無水であり、ほぼすべての成分がアルコールです。
一方の消毒用エタノールのアルコール濃度は60~80%です。
無水エタノールの特徴
以上のように、無水エタノールはアルコールの濃度が異なるだけなのですが
そのために消毒用エタノールとは異なる様々な特徴があります。
主な特徴を簡単に紹介します。
- 火気厳禁(引火性があるので、火事の原因になってしまう可能性があります)
- そのまま人体に使用すると手荒れ・肌荒れを起こしてしまう可能性が高い
- すぐに蒸発する
- 蒸発してしまうので、そのまま使用するとあまり殺菌効果がない
特徴を見ていると、あまり使い勝手のよくない製品のように感じるかもしれませんね。
無水エタノールは、普段は金属製の機械や機器の洗浄・消毒のために用いられています。
消毒用エタノールを使用すると、水分が入っているので金属がさびてしまいやすいからです。
他に、加熱式たばこ「iQOS(アイコス)」の洗浄用としてもよく使用されています。
そして、精製水で希釈することによって
無水エタノールも消毒用のエタノールと同様の消毒効果が得られるのです。
なぜ精製水?水道水じゃダメなの?
「無水エタノールも知らなかったけど、精製水も初めて聞いた」という方もいるかもしれませんね。
精製水とは、特別な製法で水道水などの原水から、ミネラルやイオン成分が除去された水のことです。
カルシウムやマグネシウムなどのミネラルや、トリハロメタンなどの塩素系消毒剤が除去されているので
水本来の性質に非常に近い水なのです。
(※水道水は無色透明な純水のように見えますが、安全においしく飲めるよう不純物が多く入っています)
無水エタノールを薄める際に、水道水ではなく精製水が推奨されているのは
水道水にわずかに含まれている、不純物の影響により劣化が早まるからです。
精製水は、メーカーの工場で薬品や塗料・清涼飲料水の希釈などに使われていることから分かる通り
原料が本来持っている性質を落とさずに、希釈する際に最適な水であるということです。
無水エタノールや精製水はどこで手に入るの?
無水エタノールや精製水は、一般の方にはあまりなじみのない商品かもしれませんね。
消毒液・除菌液としてアルコールの代わりに使用できることが分かったので
続いて、無水エタノールや精製水をどこで入手できるのか?について紹介していきます。
無水エタノールはどこで購入できる?
無水エタノールが売っているのは、ドラッグストアかインターネットショップです。
◇ドラッグストア
「近所のドラッグストアに行ったら、消毒エタノールは売り切れていたけど無水エタノールはあった!」
といった喜びの声も上がっています。
しかしながら新型コロナウイルスの脅威が、だんだん身近に迫ってくるにつれて
無水エタノールも品薄状態にあることは確かです。
消毒用アルコールほどではありませんが、ドラッグストアでは欠品状態になっているお店が増えているので、店頭で購入される方は消毒用エタノール(アルコール)と無水エタノールとの両方を探す、というスタンスを取るのが良いのではないかと思います。
※無水エタノールは、業務用や機械の洗浄などの目的で普段から必要としている人もいますし、同じように消毒用として探している方も今後増えてくる可能性があるので、数量制限などが設けられていなくても「買い占め」に当たるような、購入方法は控えていただけたら幸いです。
◇ネットショップ
Amazonや楽天などのインターネットショップでも無水エタノールを購入することができます。
ただし、Amazonにしても楽天にしても、店頭での品薄状態やニーズの高まりを受けて、商品価格が通常時よりも高くなっています。
参照:楽天
平常時であれば500ccの容量の物が、1,500~2,000円程度で販売されていますが
3月10日現在上記の200㏄入りのパウチが2,772円となっています。
それでも、消毒液が全く手元にない状態を考えれば
入手できるルートがあるというのは心強いものです。
多数の人が来場する施設の管理者やイベント主催者の方、少量では先が不安という方は
大容量タイプ(4L)のものもあります。
参照:楽天
金額は10,450円となっているため、500㏄に換算すれば約1,306円と、結果的には大分節約にもなります。
※無水エタノールや消毒用エタノール全般に言えることですが、ネットショップで在庫があってもストアに注文が殺到しており、配送が追い付いていないことから、通常よりも配送に日数を要する状況となっています。
3月10日現在で、それぞれ注文から10日程度が納期の目安ということで、あらかじめ納期を確認して注文するようにしましょう。
精製水は「精製水.com」がおすすめ
精製水は無水エタノールや消毒用エタノールとは異なり、注文が殺到するような状況には陥っていませんが
元々ドラッグストアなどの店頭にはあまり在庫が置いていないお店が多いのが現状です。
そこで、インターネットサイトでの購入をおすすめしたいのですが
中でも使い勝手が良く、コストパフォーマンスに優れているのが当社サンエイ化学の運営する「精製水.com」です。
「精製水.com」をおすすめする理由は、以下の3点です。
①当日14時までの注文で当日発送
→新型コロナウイルスが猛威を振るっている今の状況では、数日先の状況も見通せない状況です。
国内の配送がどのような状況になるか分からない今、一日でも早く手元に商品が届くことが「安心」につながります。
「精製水.com」は国内唯一のメーカー直営販売店なので、在庫も豊富にあります。
②最安値クラス5Lタイプ1,340円(送料無料)~
【比較】
A店:1,012円+送料715円=1,727円
B店:990円+送料660円=1,650円
「精製水.com」では高精度な精製水を、メーカー直売ならではの格安価格にて提供しています。
③550円(税込み・送料込み)のお試しあり!
「精製水.com」の最大の特徴が、初回注文のお客様に限り、精製水を550円(税込み・送料込み)で試せるということです。
精製水がどのような物か?なかなかイメージしづらい方も多いと思いますが
使用してみることで効果を実感していただくことができます。
精製水は、手作り消毒液の他にも様々な用途があります。
- 加湿器に使用する水(健康に影響を及ぼす可能性のある、塩素系消毒剤が除去されているので安全性が高い)
- 洗車やガラス・ステンレス製品の洗浄用水(水垢ができにくいので水拭きするだけでOK)
- 美顔器などの美容用品の蒸気用水として(塩素系消毒剤が除去されているので、肌へのダメージを軽減します)
などなど様々な用途があります。
新型コロナウイルス対策としては、マスクや手洗いなどの予防が最も大事ですが
日ごろから健康や衛生面に注意して免疫を高めることも大切なので、様々な目的で精製水を試していただけたら幸いです。
まとめ
新型コロナウイルスが猛威を振るっている状況で、絶対に必要であるにもかかわらず、なかなか手に入らない消毒液。
この記事で紹介した「無水エタノールと精製水」をブレンドする方法なら
簡単に手作りの消毒剤を作ることができます。
懸念ポイントとしては、無水エタノールも徐々に品薄状態になってきていることですが
少なくとも2020年3月10日時点では、全く入手できないといったレベルではありません。
- 小さなお子様がいるご家庭
- 多数の人が出入りする施設
などの主催者の方など、特に消毒液が必要な方は
消毒用のアルコールだけではなく「無水エタノール+精製水」も選択肢の一つとして考えられてみてはいかがでしょうか?
精製水の購入は
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