精製水の使用期限とは?無駄にしたくない方は小ロットの注文を!

精製水(純水)を注文される方がよく疑問に思われるポイントの1つが使用期限(日持ち)についてです。精製水は保管中に品質が悪くならないように密封容器に入っていますが、それでも使用期限が設定されています。

今回の記事では、精製水の使用期限は何日程度あるのか、開封後も精製水をそのまま使用できるのかについて解説したうえで、適切に保管するための方法について解説します。

精製水(純水)の使用期限とは

精製水(純水)の使用期限とは

精製水(純水)の使用期限について紹介します。

未開封の使用期限は6か月

精製水の使用期限は、メーカーによって異なりますが当サイト精製水.comの「工業用精製水」の場合、お客様のところに商品が届いてから6か月以内に設定しています。

精製水は、水道水に含まれる塩素系の消毒(カルキ)などを一切含まないデリケートな水なので、使用期限を過ぎてしまうと細菌の繁殖などにより水の品質が変化してしまう可能性があります。

開封後は早めに使用を!

「6か月間」の使用期限は、パッケージを未開封の状態での使用期限です。

開封後は、わずかな隙間とはいえ細菌が侵入しやすくなるため日持ちの期間が短くなる点に注意しましょう。精製水の使用用途や保管の環境などにもよりますが、できるだけ早く使い切るように心がけてください。

精製水の日持ちが短い理由と適切な保管方法

精製水の使用期限の理由と適切な保管方法

精製水の日持ちが短い理由と適切な保管方法について解説します。

精製水に使用期限があるのは殺菌剤が含まれていないから

精製水に使用期限が設定されているのは、殺菌剤が含まれていないためです。そのため、空気中に多数存在している細菌などが繁殖しやすいのです。

例えば、精製水と同じように殺菌剤が使用されていないウォーターサーバー水なども消費期限が設定されていますが、同じ理由によるものです。

精製水は適温(0~40°C)の冷暗所で保管すべき

6か月間という精製水の使用期間はあくまで、適正な状態で保管された場合の期間を指しています。

精製水の保管に適しているのは0~40°Cの直射日光が当たらない場所のことです。直射日光が当たる場所や適温以外の場所では細菌が繁殖しやすいため、品質に影響が生じる可能性があるためです。

また、キャップを開けっ放しにしてしまったり、締まりが緩かったりする場合にも、隙間から細菌が侵入しやすくなります。使用しない時には必ずキャップをしっかり締めるように徹底してください。

使用期限切れや異変を感じた精製水は直ちに処分を!

使用しているうちに期限が切れてしまったり、精製水の品質に異変を感じられたりした場合には、直ちに処分しましょう。

精製水は飲用水として利用するものではありませんが、細菌が多く繁殖した精製水を使用すると工業品に悪影響を与えてしまう可能性もあります。精製水としての品質が保証されている使用期限内に使い切るように徹底してください。

まとめ

精製水(純水)の使用期限や保管方法について解説しました。 消毒剤が含まれていない純水であるため、精製水は細菌の繁殖の影響を受けてしまう可能性があるので、使用期限を守ることと、適切な方法で保管することが重要です。

当サイト精製水.comでは、使用量の少ないお客様でも使い切っていただけるよう1箱(5L)からの配送にも対応しています。また、大量に精製水が必要なお客様には、お得な大量仕入れ・まとめ買いにも対応しているので、利用量に応じて発注数量を検討いただければ幸いです。