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気管内カテーテルの吸引で滅菌精製水を使用する理由

気管内を吸引するときはカテーテルを使用しますが、カテーテルを使用するときには水道水で洗浄するのではなく、滅菌精製水を使うことになっています。
カテーテル吸引で滅菌精製水を使用する理由は、水道水や非滅菌した水の中には微生物が含まれている可能性があるからです。特に水道水は手軽に使用できますし、飲んだり手を洗ったりするときには便利ですが、綺麗に保つために塩素が含まれています。
塩素が入ってしまうと身体に刺激になってしまうことがあるため、吸引するカテーテルを洗うときには使用しないことが医療機関などで定められています。

滅菌精製水が好ましい理由

そして水道水に含まれている微生物には様々な種類がありますが、中には肺炎などを引き起こす恐れがあるものもあります。
水道水などで洗ったカテーテルを気管に通すときには、粘膜に接触する可能性があります。そうなるとそこから微生物が体内に入り込んで、肺炎を含めて様々な症状を引き起こす可能性があるからです。
微生物を付着させないようにするためには、消毒剤を使えば良いのではないかと考えがちですが、その消毒剤に含まれている毒性が、人間の体質によっては影響を与える可能性があります。
そのため、吸引するときに使用するカテーテルを消毒するときは、消毒液ではなく、滅菌精製水が好ましいとされています。

滅菌精製水の役目

頻繁に使用する場合は、使用した後、まずはアルコール綿などでふき取ってから、滅菌精製水に通すと安心です。口腔内吸引や鼻腔内吸引を行う場合は、粘膜に直接触れることになるため、必ず滅菌精製水で洗い流すことが必要です。また、カテーテルの外側を清潔に保つ目的だけでなく、内側部分にも滅菌精製水を使用することによって、吸引した粘着性のある物質が詰まらないようにする役目をもっています。
カテーテルには細くて長いものもありますから、滅菌精製水を使用することによって、粘着性のある唾液や粘液などが付着しにくく外に排出を促す効果をもっています。